
Bass Amp Designer は 3 つの有名なベース・ギター・アンプのサウンドと、それらで使用されるスピーカーキャビネットをエミュレートします。構成済みの各モデルにはアンプとキャビネットが組み合わされており、有名なベース・ギター・サウンドを再現します。アンプとキャビネットを、内蔵の圧縮および EQ ユニットと組み合わせると、音色を変えることができます。信号を直接処理できるので、これらのアンプシステムを通じて演奏したベースのサウンドを再現することができます。エミュレートされているアンプとキャビネットの信号は、仮想マイクを使って取り込まれます。マイクは 3 種類の中から選ぶことができ、位置を変えられます。
録音のとき、多くのベースプレーヤーはミキシングボードなどの録音機器に楽器を直接接続します。通常、これにはパッシブ(電源不要)またはアクティブ(電源が必要)の D.I. ボックス(ダイレクト・インジェクション・ボックス)が使われます。D.I. ボックスの代わりに、または D.I. ボックスに加えて、パッシブまたはアクティブの EQ が搭載されたプリアンプとハードウェアのコンプレッサーを使うという方法も一般的です。Bass Amp Designer は、プロ向けのアメリカ製 D.I. ボックスをエミュレートします。
Bass Amp Designer には 2 つのチャンネルがあり、プリアンプ用と D.I. ボックス用にそれぞれ 1 チャンネルが設けられています。このため、演奏時や録音時のさまざまな構成において、信号経路を柔軟に変更できます。パッシブまたはアクティブ EQ 搭載のプリアンプ、コンプレッサー、ストレート・パワー・アンプ、キャビネットとマイクだけ、D.I. ボックス単体、ベースアンプ単体、または両者を並列接続した構成に対応します。アンプの信号経路およびプリアンプの信号経路を参照してください。

Bass Amp Designer のインターフェイスは、4 つの主なパラメータセクションに分かれています。
「Model」パラメータ:ウインドウの左下にある「Model」ポップアップメニューから、アンプ、キャビネット、マイクの種類が決められた構成済みモデルを選択します。別のポップアップメニューを使うと、アンプ、キャビネット、マイクの種類を個別に選択できます。独自の Bass Amp Designer コンボを作成するを参照してください。
「Amp」パラメータ:ノブセクションの両端にあります。これらのパラメータを使って、アンプの入力ゲイン、プレゼンス、出力レベルを設定します。Bass Amp Designer のアンプコントロールを参照してください。
エフェクトパラメータ:ノブセクションの中央にあります。これらのパラメータを使うと、統合された EQ およびコンプレッサーエフェクトを制御できます。「EQ」ボタンをオンにすると、コンプレッサーコントロールの上に詳細なグラフィックまたはパラメトリック EQ が表示されます。Bass Amp Designer のエフェクトの概要を参照してください。
マイクパラメータ:インターフェイスの右端にあります。これらのパラメータでは、アンプとキャビネットのサウンドを取り込むマイクの種類と位置を設定します。Bass Amp Designer のマイクパラメータを参照してください。
「Output」スライダ:「Output」スライダは、インターフェイスの右下隅にあります。これは Bass Amp Designer の最終レベルコントロールとして機能し、チャンネルストリップの次のインサートスロットや、直接チャンネルストリップ出力に送られる出力のレベルを設定するのに使用します。
注記:このパラメータは「Master」コントロールとは別のもので、2 つの目的で使用されます。1 つにはサウンドデザインのため、もう 1 つにはアンプセクションのレベルを制御するためです。
アンプ、キャビネット、マイクの種類が決められた構成済みモデルを選択します。
「Model」ポップアップメニューを使うと、構成済みモデルを選択できます。また、「Amp」、「Cabinet」、および「Mic」ポップアップメニューを使って、カスタマイズしたモデルを作成することもできます。独自の Bass Amp Designer コンボを作成するを参照してください。選択内容はポップアップメニューに表示されるほか、メニューの上のディスプレイにも画像で表示されます。